カラオケで歌を歌う

カラオケでサクッとストレス解消

カラオケは、老若男女を問わず短時間にストレスを解消できる、優れた健康法という一面を持っています。アップテンポの曲でもスローな曲でも、お腹から声を出すようにして歌うことで、自然に腹式呼吸となりセロトニンの分泌を促すのです。セロトニンは脳内神経伝達物質の一つ、イライラや落ち込みを改善し心を安定させる役割をになっています。 歌い終わったあとの充実感や次第に元気が増してくる感じは、腹式呼吸によってセロトニンが増加していることが一因となっているのです。不安を和らげてくれるセロトニンは、不安が大きくなりすぎると分泌されにくくなってしまいます。辛いときや落ち込んでカラオケという気分ではないときこそ、カラオケで好きな曲をノリノリで歌い、セロトニンの分泌によるストレス解消と元気の回復を試してみるのもいいかもしれません。

ストレス解消しながらアンチエイジング

カラオケで歌うと、口周りの筋肉を使うというフィジカル面と、腹式呼吸により副交感神経が優位になるというメンタル面の変化から、唾液の量が増えます。副交感神経が優位となりストレス解消とともに増えた唾液は、単なる水分ではなく、抗菌成分や消化酵素、皮膚や神経の成長因子などが含まれているのです。 健康な人は1日1.5リットルもの唾液を出していますが、唾液の量は加齢とともに減少し体の不調の原因にもなります。唾液にはアミラーゼという消化酵素が入っており、ストレス解消できずに唾液の量が減るとそれだけで胃の負担が増し、胃を痛めやすくなります。胃酸過多になりやすく、虫歯や歯周病のリスクも増加、口臭も強くなってしまうのです。ストレス解消が上手で年をとっても唾液が減らない人は、健康で長生きというデータも有り、唾液量を増やすカラオケはストレス解消だけでなくアンチエイジングにおいても大きな効果があります。